あなたは遺品整理とは具体的に何をすればいいのか知っていますか?
「何から手をつけたらいいのかわからない…」「遺品整理の方法や時期を知りたい」そんな悩みを抱えていませんか?
ここではそんな方に向けて遺品整理の意味から、行うタイミング、遺品整理の具体的なやり方まで、注意点と合わせて紹介します。
遺品整理の意味
遺品とは亡くなった人が残したものや、ゆかりのある品物の全般を指します。
遺品整理では、故人が生前身に着けていた物や日常的に使っていた物、家族のために遺してくれた遺産などの整理を行います。
一口に遺品といっても、テーブルや食器棚などの家具、冷蔵庫やテレビなどの家電、生前の写真や日記帳などの思い出の品、通帳や不動産契約書といった貴重品と、その種類はさまざまです。
故人との思い出が詰まったものは時間をかけてゆっくりと整理したいものですが、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、速やかに部屋を片付ける必要があります。
遺品整理の意味合いは、単に物を整理するだけではありません。故人のために行う作業でもありますが、残された人が故人とお別れをするためにも大切な作業です。遺品を片付ける間は寂しさや悲しみを感じることがあるかと思いますが、遺族が気持ちを落ち着ける機会でもあるのです。
遺品整理を行う時期
・親族が集まる法要の際に行う
遺品整理を行う時期として、四十九日、百日法要、一周忌などの法要の機会に合わせる方が多い傾向にあります。法要は親族みんなが集まる機会ですから、親族間で相談しながら形見分けをしたり、何を残し処分するべきかを決めたりすることができます。相続人同士で話し合っておけば、トラブルの回避にもつながります。
自分達で遺品整理を行う場合、遺品の量にもよりますが人手の確保も重要です。遺品が多ければ多いほどその作業も大変になりますから、人手が集まる時期に片付けておくのも一つの方法です。
・各種手続きが完了したタイミング
不動産関連、公共料金、年金、所得税関連など、葬儀のほかにも多くの手続きをする必要があります。法的な手続きが必要だったり、相続税がかかったりするものは優先的に対処する必要があります。種類によっては手続きの期日が定められたものもあるため、事前に調べておくことも大切です。
持ち家の場合は急いで家を明け渡す必要がないため、各種手続きが済んだタイミングで取り組むことも可能です。
・気持ちの整理ができてから行う
持ち家の場合、気持ちの整理がついてから遺品整理に取り掛かることができます。大切な人が亡くなったばかりの頃は、悲しみも深く、なかなか遺品整理に取り掛かれないケースも多くあります。また遺品整理を始めても、故人との思い出が詰まったものを見るたびにつらい気持ちになってしまう方もいます。
期間を空けて気持ちを落ち着けてから、ゆっくりと思い出を振り返りながら遺品整理を行うのもいいでしょう。
遺品整理を行う時期に正解はありません。法事の準備や手続きを済ませ、気持ちに整理がついたタイミングで遺品整理を始めましょう。
自分たちで遺品整理する方法
1.まずは遺言書を読み、故人の意向通りに形見分けをする
2.貴重品や故人に関する重要書類を選別する
3.残しておきたいものを選別する
4.リサイクルできるもの・廃棄するものを分ける
5.思い入れがあっても処分したいものは供養を依頼する
遺品整理に取り掛かる際はまず、大きく分けて貴重品・形見品・リサイクルできるもの・廃棄するものの4種類に分別しましょう。
貴重品や法的な手続きが必要なものは一つの段ボールにまとめて入れておくと、後からスムーズに手続きすることができます。
貴重品には通帳やクレジットカードなどの金品のほかにも、故人の重要書類も含まれます。たとえば健康保険証や年金手帳、パスポート、印鑑、契約書類、公共料金の書類、不動産権利に関する書類など。
これらの貴重品を整理する際は法律で定められた手続きを済ませる必要があります。財産に関係するものは全て手続きを要するものと考えて下さい。
自分たちで遺品整理を行う際の注意点
・手続きが必要なものから優先的に処理する
先ほどにも解説したように、故人の貴重品の中には整理の際に法的な手続きを要するものがあります。期日が定められたものから処理するようにしましょう。
・遺品の整理で迷ったら保留する
遺品を整理するとき、残すべきか処分するべきか迷うものがあると思います。大切な身内や親族が亡くなってすぐに整理を始めると、深い悲しみから冷静な判断ができない場合があります。後から「あの時残しておけばよかった」と後悔しないためにも、迷ったら保留するようにしましょう。
・親族間のトラブル
自分で遺品整理をするときに気を付けたいのが、他の相続人と事前に相談しておくことです。話し合う前に一人で作業を進めてしまうとトラブルにつながる恐れがあるため、注意が必要です。
まとめ
今回は遺品整理の意味とタイミング、方法について紹介しました。
身内や親族が亡くなった後の遺族は、葬儀や諸手続きなどに想像以上に手間がかかるものです。忙しくて遺品を整理する時間が取れない場合や、遠方に住んでいて取り掛かることが難しい場合、プロの遺品整理業者に依頼することも一つの方法です。
大阪で遺品整理をお考えの方は、まずはぜひ遺品整理リーブにご相談ください。遺品整理の専門家があなたの不安を少しでも解決できるように、心をこめてサポートいたします。大阪・京都・奈良を中心とした関西一圏対応可能です。
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